2011年4月28日木曜日

2011/04/26

体調が良くないので、デスクに向って、このブログを書いていると決まって、すぐにいきずまってしまう。それで、何度も中断し、ついには諦めていた。

字を書いたりするのは、本当に体力がないとできるものではない。頭を働かせることも億劫になってしまうのだから。

本当に困ったものだ。

それでも、何とか、今日は書いてみようと思う。いつもは寝酒の一杯でも引っかけないと、なかなか書けないのだが、今日は別だ。夕飯時に瓶ビールを一本飲んだが、だいぶ時間が経っている。おまけに湯にもつかった。

ずっかりとは言えないまでも、酔いはない。だから大丈夫だろう。

しかしだ。

いざ、パソコンに向かって何かを書こうとしても、一体何を書いたらいいものやら。見当がつかない。とりかかってる映画のことでも書こうと思ったが、まだ秘密の段階だ。いや、こうして今、映画に取り掛かっていると書くこと自体、良くはない。映画は、よこしまな人間の密かな企みだから、あまり人々に知れると、後ろめたさがなくなってしまい、白けてしまうのだ。秘密がいいのだ。ずっと秘密。映画を作っていることも誰にも知らせず、出来上がっても、誰も知らない。どこか外国の映画祭で、一度か二度掛かって、それほど評判も呼ばず、日本では公開もない。もちろんそれでは掛けたお金を回収することもできず、ボクは今より更に貧乏になり、二度と映画を作ることもできなくなる。だからそんなことは、出来るわけがないのだけれど、それでもやはり、一度はそんな映画を作ってみたいと思う。これでもか! と言うぐらいに退屈な、それでいて、愛おしくなるような人間の営みを描いたもの。何も起こらない。何一つ! …でも、ボクには死ぬまで作れないだろうな、そんな映画は。第一、シナリオが書けない。うん。それが一番大きな問題だな。

良かれ悪しかれ、ボクはテレビの世界で生きてきたから、嫌がおうにも娯楽性とか、ストーリー性とかが身についてしまったようだ。テレビの世界に入るまでは、本当に素直ないいシナリオを書いていたんだけど、踏絵を一度経験すると、もう、引き返すことは出来ないようだ。



そう。だらだらと毎日を過ごしている怠惰な男の身辺雑記。今日のところはそれでいいのだ。あとは何もいらない。とにかく、書く習慣を復活させること。それが大事なのだと思う。

ところがだ。そのだらだらと怠惰に毎日を過ごしている男の身辺雑記と言うものが、ボクにはどうも苦手ときてる。何かしないといられない性分だし、すぐに苛立つ性格だからだ。「だらだらと怠惰に」に、あこがれてはいるのだが、三日もてばいい方で、四日目には、そんな自分にイラついている。困ったものだ。

今日は、本当に久しぶりに、焼き肉を食べに行ったのだけれど、それが、格別おいしかったからと言って、ここで綿々と書く気にはならないし、花や草の名前を知っているわけではないので、風流人気取りも出来ない。

ペンハウスと言うHPで、復刻版のペリカンの万年筆が出ていて、太字は、残るところ一本きりで、それをカートに入れようかどうしようか二時間ほど悩んだ。その間、あれこれと別の万年筆を見て歩き、ペリカンのページに戻っては、「ああ、欲しいなあ」とつぶやいていた。

今日は体が重くて、気力もないので、考えることも出来ない。とにかく、横になりたいだけ。でも、横になっても、充分すぎるぐらい眠ったので、もう眠ることも出来ない。

だから、ペリカンの復刻版をカートに入れようかどうしようかで、二時間も時間をつぶしてしまったわけだ。

つまるところ、今日は、そのぐらいのことしかやっておらず、もうすでに、ボクのテーブルには、ワインがあるので、今日はこの辺で、終わることにしよう。

あしたは、もう少し、マシな文が書けるかも知れないが、明日になってみないとわからない。

では、おやすみ。

皆さんは、いい夢を見てください。

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